お別れ
祖父がなくなって。
昨日、お別れしました。
私のことを大人になってもずっと“ちゃん”付けで呼んでくれていた優しいおじいちゃん。
元気な祖父にさいごに会って話したのは
1年以上も前です。
でも病室で最期にお顔を見れて良かった。
いつまでも健康で長生きをしてほしいと
願うのは簡単。
願うのは簡単だけど健康を維持できるように
長生きできるように支えるのは
一緒に暮らす家族。
私は何も出来なかったです。
祖父は大往生だったと思います。
私の知ってるのは祖父の“おじいちゃんの顔“だけ
だけど長い人生たくさんの方に出会い
思い出があって、その思い出を共有している
皆さんが見送りに集まってくださいました。
とても悲しかったけど
こんなに心が穏やか葬儀は初めてでした。
きっと天国でみんなに会えるはず。
そう信じてるから送り出す気持ちで
お別れしました。
とても素晴らしい秋晴れで
迷わないように、抜けるような青空で
それが余計に切なくてね。
お通夜の日、一睡もせずに
おじいちゃんの顔を眺めながら
懐かしい話しながら、笑って笑って。
それがなんだかおじいちゃんとの
最後の思い出になって嬉しくも思います。
それと
このお葬式で集まった身内の会話で
亡くなった母の懐かしい話も聞けて
嬉しかったです。
母の面影が今の私と酷似しているようで。
38歳という若さで旅立ってしまった母の
“お母さん”ではない、みんなに“姉ちゃん”
として慕われていた思い出話。
みんなが懐かしそうに
私に話しかけてくれるのも
祖父が設けてくれた“私への席“だったのかも
しれません。
おじいちゃんありがとうね。
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